2023年5月に発足。
指揮者の陣内氏とともに、アンサンブルの高みを目指すことを目標に練習を重ねている。
2023年12月に初ステージ、2024年にはクリスマスコンサートを開催。
以降、県合唱祭、全日本合唱コンクールと着実に演奏の機会を増やしている。
現在、団員29名で活動中。
団員構成は、高校生から人生の大先輩まで。

常任指揮者:陣内 直(じんのうち ただし) 

ハンガリーのコダーイ研究所とリスト音楽院で学ぶ。
帰国後、生まれ故郷の札幌で多数の合唱団の指導にあたるほか、日本各地でソルフェージュや合唱、指揮法の講習会の講師を務める。
またグレゴリオ聖歌の歌唱法に興味を持ち、フランス・ソレムの聖ペテロ修道院にて研鑽をつむ。
2018 年から札幌で「コダーイメソッド体験セミナー」を開催し、移動ド唱法の良さを広める運動を展開。
3年前福井に移住し、混声合唱団Shirasa-Gi を設立。
福井大学教育学部准教授。札幌音楽家協議会、日本コダーイ協会各会員。


♪ちょっとしたQ&A♪

●なんで「Shirasa-Gi」?「Shirasagi」じゃないの?

最初に合唱団の名前について考えたのは、福井に来てすぐの4月も半ばだったと思う。
北陸らしい植物で、見た目でイメージしやすく、大げさではないけれどユニークで、聞い
た瞬間に覚えられるものを、と考えて植物図鑑を眺めていた。偶然にシラサギソウのペー
ジに行きつき、その可憐さ、美しさに目を奪われ、すぐこれと決めた。独特で個性があっ
て、けれど親しみやすい名前で(特急列車にもあるし!)覚えやすい。後付けだが、鳥の
シラサギは、神の御使いとされていることを聞いて、神聖な感じも良いなあと感じたこと
だった。
 さてこの名前を“Shirasa-Gi”と表記したことについては、大した話しがない。初めてその
名前を雑記帳に書いてみようと思ったのは、合唱団についてもう少し詳しく意気込みを書
いておこうと思った時だ。まずはその名前を大きく筆ペンで書いてみた。ちなみに雑記帳
に筆ペンで大きくタイトルを書くというのは私の癖だ。その瞬間に何を考えたのか、私は
全く無意識に、アルファベットを使っていて、しかも最後のGを大文字にしてみた。まず
は「白鷺」の漢字が難しすぎて書けなかっただろう。また平仮名や片仮名では斬新な感じ
が出せないと思ったのか。どうだか。理由は今となっては思い出せない。お終いのGを大
文字にして前向きな気持ちを表したいとか、英語のGo!をモジるとか、全国のシラサギ合
唱団と差別化するとか、それらは全て後から考えた理由である。ただ、書きあがったタイ
トルは、なかなか良く書けて、私は大層気を良くしたのだった。
 ちなみにその雑記帳には合唱団とその未来の展望について、楽観的でナイーブな意気込
みが書き連ねられている。いま見ると恥ずかしい限りだが、福井で始まる新しい人生のペ
ージを前に、精一杯気負っている自分が透けて見えて、懐かしいような感慨が胸に溢れる。
陣内 直